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2018年07月10日(火)

No.1460

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

医療事故や、医療現場での犯罪など、命を守るべき病院での事件が多く報道されています。
また、今般の大規模災害などで多くの負傷者が運び込まれたり、緊急に困難な手術等をしなければならないシチュエーションに直面する医師も出てくるのではないかとも思います。

医療行為を行うには、医師免許が必要ですが、医師も経験がなければ的確な判断を下すことができないでしょうし、手術を的確に行うには多くの経験と知識が必要になるのはいうまでもありません。

山間部や離島などでは設備がなかったり、設備があっても担当できる医師がいなければ、どうにもなりません。

「デンソーや日立などが手術の「見える化」実現、熟練医の技術共有」(ロイター)

そんな医療の現場にテクノロジーが寄与する取り組みがニュースになっていました。

記事には、「IoTを活用して多種多様な医療機器の情報が連携できる手術室が、日本医療研究開発機構を中心に東京女子医科大学など5大学と11社が共同で開発した」とありました。

医療の現場には多くの検査機器や、モニタリング機器、手術道具などがあります。
それらがIoTを使ってお互いにつながり情報共有できれば、一箇所のモニターを見るだけで状況がわかることもできるかもしれません。

体にメスを入れて治療行為をしている時の患者の容態監視は一瞬の猶予もないのだと思います。医師が手術に集中するためには、多くの情報を執刀している医師に与え、判断させる必要があると思われます。

これら異なるメーカーの医療機器の情報をリアルタイムで加工・融合することができるのは世界初とのことですし、何より手術室の外にいる熟練医師が情報を見ながらアドバイスを送ることができるとすれば、手術の精度向上に役立つばかりでなく、医療ミスが減少することも期待できます。

なぜデンソーなのか、、、車は今やIoTの集積体になっています。
それを1つの画面でリアルタイムに見ることができたり、車の中で発生している状況をIoT機器が情報収集し制御したりしているので、その基礎技術があったのでしょう。

今後の展開が楽しみです。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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