貴社と貴社顧客の成功を同時に実現する「究極の顧客志向営業法」

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2020年08月27日(木)

No.1955
おはようございます!
坂本です!
今朝は、ニュースから…
昨日の東京都の新規感染者数は、再び200人台に乗せてしまいました。
まあ、集団抗体ができるまで一進一退の状況が続くのでしょうね。
仕方のないことであると開き直りつつも、自身がクラスターの中心になって感染拡大しないように意識を持つことしか対策はないのかもしれませんね。
小売の店舗やスーパーマーケット、タクシーなど一般消費者と蜜に関わる場では、レジ前などに透明のフィルムやシールドがかけられ、なんかものものしい雰囲気を醸しています。
言葉を交わしてもなかなか伝わらず、これにレジ袋の有料化が被さって来てますので、買い物用のトートを持ってきている顧客と、レジ袋を購入する顧客とでレジ前は今までにもまして混雑をしています。
平時であれば、いろいろな施策が絡み合っても大きな問題にはならないのでしょうが、このような時期に重なると、店舗側も消費者側も混乱が増幅するというのを身を持って体感しています。
さて、今朝の話題は…
「AIカメラ700台、客の興味見抜く 定説覆す売り場に ディスカウント店のトライル」(日経)
トライアルは福岡市に本社を置く大手ディスカウントストアです。
そもそもディスカウントストアは、売価が安いために、オペレーションコストを最大限に削減しながら大量に販売することで利益を確保するモデルなのですが、なんと店内にAIカメラを700台も設置して顧客の行動分析をするスマートストアの導入に踏み切ったというのは画期的な出来事であると思います。
記事によると、諸外国では、米ウォールマートが数千台のAIカメラを導入することで商品陳列や顧客の行動分析をする実験店舗を開いたとのことですが、まさにDXですね。
多様化する顧客の嗜好による行動分析は、なかなか過去の行動分析からは読み取れないものがあると思います。
もちろん、テレビやSNS、Youtubeなどにより紹介された商品が一気に売れたりするのは、ほんの数週間のことです。
即座に分析し陳列方法や陳列場所を変えたりすることで、商品の売上は大きく動きます。
Apple時代によく言われていたのが、CX(Customer Experience)ではなく、Buying Experienceでした。
最高の購買体験は、多くの顧客のリピートを生み、ファンを増やすことにつながるというものでした。
ここに蓄えられた情報は、以前に卸が行っていたようにメーカーにフィードバックされ、仕入れの優位性を担保することにもなると思います。
伊藤忠によるファミマのTOBの話題もかけ回っています。
小売の現場も次のステージに変わる時期が来ているのかもしれませんね。
小売もコロナの影響で低迷している中でいろいろな努力を続けています。
まだまだ続くコロナ禍の中、私たちがすべきは、引き続き基本的なことを確実に行い、感染拡大を抑制する努力をすることに他なりません。
ソーシャルディスタンスを守ること、
3つの密の回避
うがい、手洗い、マスクの着用
コンタクトトレーシングアプリの利用
そして極力テレワーク。
まだまだ我慢の日々は続きますが、気を抜かずに徹底していきましょう!
今朝はここまで!
では、今日もお元気で!
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