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2016年08月24日(水)
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2016年08月24日(水)
No.1016
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、コンサルの現場から…
顧客とシステムの打合せをしている現場に同席していました。
顧客と私のクライアントのSIerと私。
話を聞いているとどうも咬み合っていません。
しかし、話は進んでいきます。
依然として、話は咬み合っていません。
何に進んでいきます。
我慢できずに口をはさみました。
「お客様の話をされていることはこういうことですよね?」
「そうです。その通りです。」
「XX社さんは、このように理解していませんか?」
「え?そうですけど、間違っていますか?」
ええ、間違っています。(笑)
こうして、プロジェクトは失敗の道を進んでいきます。
なぜ、お互いの理解が異なっていったのでしょうか?
一番多いのは、知らない言葉を知っている体で話をすすめてしまって、いまさら聞けなくなってしまうケース。
二番目に多いのが、顧客は顧客視点で話していて、SIerは自分の視点で話しているケース。
三番目に多いのが、お互いに思い込みで話をしてしまうケースですね。
どのケースでもすれ違いを未然に防止するのは簡単です。
聞けばいいんです。
確認すればいいんです。
議事録を出せばいいかというと、最近は議事録でさえ意味不明なことが多くあります。
完璧を求めてしまうと遅くなります。
スピードを求めれば雑になります。
悪くても90%〜95%の正確性をもって、迅速に対応することが求められます。
すべての皆さんが自分のことであると思って貰えれば何事もうまくいくような気がします。
今朝はここまで!
ではいってらっしゃい!
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