2016年08月25日(木)
No.1017
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、新聞記事から…
「顧客の欲しいものを理解」〜イノベーションのプロセス〜(日経MJ)
最近、イノベーションという単語が安易に使われている気がします。
何か新しい物を開発したり、創造したりすると、それがイノベーションといわれることがあります。
例えば記事の中では、
顧客の本音を引き出すことがイノベーションの第一段階。
顧客の課題を理解することが第二段階。
段階的な商品開発が第三段階
ビジネスモデルの検討が第四段階
と定義付けられていました。
もしそうであれば、営業が実施している行動は、イノベーションの第二段階までカバーしています。
そして、その提案が受け入れられ、商品開発が実施されれば第三段階クリア。
ここで言われているビジネスモデルは、収益モデルですからマーケティング、営業の得意分野です。
つまり、営業の仕事は企業のイノベーションに大きく寄与しているということになります。
これはこれで素晴らしいことです。
しかし、すこし違和感があります。
なぜなら私の中でのイノベーションの定義とは異なるからです。
それはさておき、コンサルティング営業の活動プロセスにおける構成要素と本紙で定義されているイノベーションの構成要素がかぶっているのですから、営業はあたりまえの活動を行うことで、顧客にとって何らかのイノベーションを起こすことが出来ることになります。
イノベーションは、革新です。
変化の大きさによって、改善ー改革ー変革ー革新
のように定義される、変化の4段階の中で最も大きな変化をもたらすもので、それは変化というより、これまでとは定義の異なる全く新しいものが生み出されるイメージです。
全く新しい何かを生み出すことは出来なくとも、私達の活動が顧客にとって何か大きな変化をもたらすことができ、それによって顧客の目的が達成できる一助になれれば、素晴らしいことですよね。
今朝はここまで!
では、行ってらっしゃい!
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