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2016年08月31日(水)

No.1021

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、新聞記事から…

「たたき売らない!」在庫ノウハウ米国流(日経MJ)

企業にとってとても厄介なのが、在庫です。
適正な在庫であれば、顧客の要望にこたえて商品が出せるわけですから販売機会を失うことがありません。しかし、一旦過剰になると大変です。
いつまでもお金にならない商品がそこに残っています。
倉庫代もかさみますし、何より旬を過ぎて売れ残ってしまうと、売り切ることすら困難になります。ヘタすると、倒産することだってあるんです。

前職のとき、とても気を使っていたのは、店舗に展示されている製品を含む店舗在庫の総数でした。店舗在庫が前週の売上高と比較し何週分あるのかを常に管理し、在庫が過剰にならないようにしなければ、結局在庫として売れ残ってしまいます。

それらを処分するとなると、一般的には、値下げキャンペーンや、アウトレットへの在庫移動することで、まだ早いうちに在庫を処分することを考えます。

そこで処分できなければ、福袋などに回したり、単価を見せずに売れるような方策を考えます。

それでもダメなら、保管料がかかるだけ無駄ですので、処分するしかありません。

しかし、よく考えてみると、Aという店舗では余っていても、Bという店舗では足りないケースなども有ります。
そうすると、製品を店舗間移動してもらい販売するという手を取ることも有りますが、最近ではWebで販売するときに、在庫のある店舗から購入者に直送することで、移動のコストも防ぐような試みがなされていることもあるんです。
在庫はお金ですので、早く現金化しなければ、利益も吹っ飛んでしまいます。

記事では、ゴードンブラザーズジャパン社の在庫されている動産の価値を測る経験と、それを換価するコンサルティング力について紹介されていました。

ゴードン社は、それらビジネス以外に、動産担保融資(ABL)という仕組みで、融資の査定なども行っています。

つまり目利きのプロですね。

経営者からみるとそれは最後の手段ですから、勿論、過剰在庫、不良在庫を持たないようにすべきです。
マーケティング部門と販売部門、製造・仕入部門が仲が悪ければ困ります。
その間のコミュニケーションの良さが、無駄な在庫をなくす鍵かもしれませんね。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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