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2016年09月05日(月)

No.1025

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝も新聞記事から…

”ハンズPB「らしさ」追求”(日経MJ)

日経MJは、読んでいてとても参考になる情報がたくさんあります。

最近小売り各社が再参入して売上を伸ばしているPBについての記事です。

PBといえば昔は「低価格だけど品質やデザインはいまいち」という商品が多かったのですが最近は違います。
消費者の購買動向が単に低価格を求めるのではなく、安心やデザイン、高機能などに移ってきている中で、万人受けを狙い、デフレの波に価格では競合を意識しすぎるNBとは異なり、淡々と品揃えを広げ、高付加価値で商品を展開するなど、PBの位置付けも変わってきました。

私が最初に出会ったPBは、家電量販店が展開していた乾電池でした。

安かったものの、品質が良くなく、入れっぱなしにしていると液漏れを起こすような商品でした。
その後、食品小売り各社などがPBを出しましたが、同様の有りさまで撤退を余儀なくされてきたと記憶しています。

それが最近では、コンビニの店頭などでもNBよりもPBへと移行しています。
それだけではありません。

あのUNIQLOだって最初は自社ブランドの商品は数えるほどだったと記憶していますし、MUJIを展開している良品計画も同様です。

アパレル系だけではありません。コンビニや食品小売りも同様です。

そんな中、いよいよMUJIが「ハンズプラス」というブランドでPBに再挑戦しています。
2011年から再参入した「ハンズプラス」ブランドは、高機能や使いやすさにこだわったスーツケースや傘を開発し、売上高も年14億円を越え、収益に貢献し始めたとありました。

売れすじ商品でも、改良を加えればもっと売れるとか、使いやすさを徹底して追求するとか、とにかく販売現場の声を重視し、「他にないモノがここにある、というハンズらしさ」に対するこだわりを徹底追求しているそうです。

なるほど、今度ぜひ店頭でみてみようと思います。
付加価値の高いものにはお金を出すという消費者心理と、デザイン性に優れ、高機能で頑丈だけど安く抑えようとする小売店。

消費者の目を釘付けにするのには必ず理由がありますね。
毎度、勉強になります!

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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