2016年09月15日(木)
No.1032
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、徒然…
昨日飛行機に乗った時のこと、聞き慣れないアナウンスが流れました。
電子機器についてのアナウンスでした。
ご存じの方も多いかと思いますが、最近の飛行機では、離着陸時も電子機器の電源を切る必要もなく、単に機内モードつまりアンテナが立たないようにしておけばスマホも使えるし、PCも使えるようになっています。
そんな中での違和感は、Samsung社のGalaxyNote7の機内での使用禁止、電源を切ることの徹底並びに充電の禁止です。
国土交通省の通達という言葉で、強制力をもたせていました。
GalaxyNote7は、まだ日本国内では発売されていないものの、8月から出荷開始されており、海外ではすでに出荷されている国もあるSamsung社の最新戦略商品です。
それを名指しで、使用中止の措置です。
ご存知の方も多いでしょうが、アメリカやイギリスで多くの発火トラブルが出ており、YouTubeでは、発火によって車が焼けたニュースの動画も公開されています。
原因は、リチウムイオン電池の不具合のようで、Samsung社も不具合を認め、大規模にリコールを発表しています。その数約250万台です!
全量の回収交換をするには時間がかかってしまうことから、リモートアップデートで充電を60%までしかできなくするという対策も出されました。
人気の商品だけに、経営へのインパクトもあるでしょうが、またもやバッテリーか!という感じです。
最近の手持式の電子機器はほとんどが充電式になっています。
また、EVつまり電気自動車などが増えてくると同様のリスクはありますし、飛行機でもボーイングの787がバッテリー問題で解決するまで飛行禁止になったこともありました。
過去にはノートパソコンなどで発火し大規模リコールになったことがありましたが、ここまでの規模ではなかった気がします。
小さくて、軽くて、安くて、性能がいいものが要求されている今の工業製品に於いて、バッテリーは大きなリスクでもあります。
早期に解決されることを期待しています。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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