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2016年10月21日(金)

No.1054

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

コンビニ売上高、9月は微減 減少は4ヶ月ぶり、台風が響く(日経電子版)

9月のコンビニエンスストアの売上高が前年同月比で微減の8010億円で前年同月比で2億円、-0.01%の減少だったという事です。
小売りの中でもコンビニは堅調な気がしていましたが、それでも微減というのはどういうことなのでしょう?

いろいろ調べてみると、全店ベースでは43ヶ月連続のプラスでした。
つまり減少したのは既存店ベースの数字です。
全店ベース売上高が前年同月比で増加の8790億円で前年同月比で28億円、+3.3%の増加だったという事です。
既存店の減少は「台風の影響で」という記事ではあったのですが、台風のときこそコンビニに人が寄りそうな気もします。だからこそ全店では増加している気もするのですが、どうなのでしょうか?

もう少しデータを読み解くと、
全店ベースで来店客数では、144万3000人と、前年同月比で4万6000人の増加、+3.3%
既存店ベースでは、133万1000人と前年同月比で3000人の減少、-0.3%です。

売上ベースで-0.01%というと、日販50万円から70万円のコンビニでは、5000円〜7000円/日
月商では、1500万円〜2100万円とすると、15万円〜21万円/月の売上減になります。
こう考えると、たしかに台風の影響もあるかもしれませんが、それよりも都心の過密出店がそろそろ影響しないかと気になります。

コンビニも形態を変えて来ています。

これまではコンビニでは売られなかったものや、扱いがなかったものが多くありますし、一般消費者に選択してもらうべく、品質へのこだわりや高級PBへの転換もかなり進んでいます。

既に生活のインフラになったコンビニ。
次にどのような手を打ってくるか楽しみです!

今朝はこの辺で!
では、いってらっしゃい!

昨日号外でもご紹介しましたが、私の本が出ました!
ぜひともお手にとっていただければ幸いです。

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