2016年11月11日(金)
No.1069
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、徒然…
世界はまだトランプショックから抜けきれないようです…
全米10都市以上で1万人以上の「反トランプ」のデモが行われたり、まだまだこのような抗議活動が続く様相です。
これには、アメリカの大統領選挙における不思議な仕組みへの問題提起もあるようですが、それは…
大統領は、国民の直接選挙で選ばれていると言われているものの、実際にアメリカ国民が選んでいるのは投票する権利を持つ大統領選挙人であり、その大統領選挙人の数が各州ごとに決められており、各州で勝利した候補の所属政党がそれぞれの州の選挙権を総取りするという仕組みです。
つまり、大量得票差で1位になろうとも、僅差で1位になろうとも結果は一緒で決められた選挙人を総取りしていきます。
つまり、総得票数で勝敗が決まるのではないんです。
今回は、大統領選挙人の獲得数ではトランプ候補が勝利したものの、総得票数ではクリントン候補の方が多いという現象が起こっています。
過去にも、2000年のブッシュ元大統領(共和党)とアル・ゴア候補(民主党)のときがそうであったようです。
それ以前は、、、
1824年のアンドリュー・ジャクソン
1876年のサミュエル・ティルデン(民主党)
1888年のグローバー・クリーブランド(民主党)
の3例だけのようです。
すべて、民主党が共和党に負けています。
これも面白いですね。
これまで、選挙制度を変えることをしなかったのにも理由があるのでしょうが、得票差が僅差であるというときに同様の現象が起こっていることから、何か制度自体の違和感も否めませんね。
しかし、結果は結果です。
まずは、変化を受け入れるところから再出発すべきではないでしょうか。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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私の本が出ました!
ぜひともお手にとっていただければ幸いです。
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