2016年11月30日(水)
No.1081
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
皆さんは国際的に学習の到達度を測るテストがあることをご存知でしょうか?
国際教育到達度評価学会(オランダ)が小学4年生と中学2年生を対象に4年に1度行っている、国際学力テスト「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」と、OECD参加国が加盟国向けにオーストラリア教育研究所を中心とした国際的コンソーシアムで3年に1度実施している「国際学習度調査」(PISA)があります。こちらは15歳を対象にしています。
昨日のニュースで、昨年実施されたTIMSSの結果が公開されていました。
結果はどうだったと思いますか?
なんと、1995年の調査以来過去最高順位とのことです。
では、その順位は何位ぐらいだと思いますか?
小学4年生 算数 5位/49 理科3位/47
中学2年生 数学 5位/39 理科2位/39
素晴らしいですね。
では上位はどういう国でしょうか。
だいたい同じ国が顔を出します。
シンガポールがすべてのカテゴリーで1位
あとは、香港、韓国、台湾などが上位にいます。
ほとんどアジアの国なんです。
TIMSSでは、過去から5位以内に入っているので大きな驚きはないのですが、
PISAも2015年に行われています。
こちらは、義務教育終了時点での読解力や数学知識、科学知識、問題解決力を調査しているため、総合力が見えてくるということと、参加国が多いことで注目されています。
そろそろ結果が出てくる時期かとは思いますが、この調査が日本は過去苦手で上位に入れなかったということで注目されていました。
つまり、記憶式の学習は出来ても応用力や読解力が足りていないということだったんです。
2012年度は65カ国を対象にしていたのですが、
2006年→2009年→2012年の結果では、
読解力15位→8位→4位
数学的リテラシー 10位→9位→7位
科学的リテラシー 6位→5位→4位
という結果です。
こちらも大幅に改善されてきました。
詰め込み型の教育から、応用力、読解力、問題解決能力へと変化してきているなかで、私達ビジネスパーソンはそれが出来ているでしょうか。
いま一度自分を振り返ってみませんか?
今朝はここまで!
では、行ってらっしゃい!
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私の本が出ました!
ぜひともお手にとっていただければ幸いです。
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