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2016年12月05日(月)

No.1084

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

IRって知ってますか?

多くの方々はIR=Investor Relations
投資家向けの情報公開ということを連想されるでしょうが、
今朝は、IR=Integrated Resort
についてです。

先週、衆院内閣委員会で「カジノを含む統合型リゾート施設の整備を推進する法案」が可決されました。

今後、国会での採決により今国会で成立する見込みとなっているようです。

日本に「カジノ」

東京都が石原都政時代の1999年、東京でのカジノ実現に非常に傾いていました。
その後継続調査が行われていたようですが、なかなか実現には至りませんでした。

なぜ今なのか。

2020年の東京オリンピック、観光客のインバウンド消費、国も東京都、大阪府も誘致に積極的であるということで、タイミングとしては好機なのかもしれません。

では、諸外国ではどうでしょうか。
また、皆さんはカジノに行ったことが有りますか?

シンガポールや韓国では、自国民が自国のカジノに行くのを規制しています。
特に韓国は、1967年に観光振興法の改正でカジノ営業を合法化。
当初は自国民も入場できていたようですが、2年後にはギャンブル依存症や汚職などの弊害で、自国民の入場を禁止しています。
その後、2000年に江原ランドカジノが自国民に開放されるまで、入場禁止は続いていたようです。

しかし、ギャンブル依存症などの弊害は多く現れているようです。

私も何カ国かでカジノで遊んだことが有りますが、熱くなる雰囲気は間違いなくあります。
観光客ですから、時間の制約や自制心が働きますが、それが近くにできたらどうでしょうか。

パチンコ、競馬、競輪、オートレース、競艇等、カジノまでではないにせよ、既に日本のギャンブルでも依存症は多く存在します。
厚労省研究所の発表では、国内成人のギャンブル依存症は、成人人口の約5%で、536万人にあたるとしています。
この数字は、米国の1.8%、韓国の0.8%と比較しても断トツに高い数字となっています。

カジノを作ることを否定はしませんが、運営にはいろいろな規制、ケアをあわせて検討をしてほしいものです。

今朝はここまで!
では、行ってらっしゃい!
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私の本が出ました!
ぜひともお手にとっていただければ幸いです。
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