2016年12月15日(木)
No.1092
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、コンサルの現場から…
営業の皆さんと顧客の話しをしていて気になるのは、その顧客の置かれている環境をきちんと理解しているかどうかということです。
理解できなくても理解しようという努力をすることがとても重要なのですが、その努力を諦めるのが結構早く、案件やビジネスの規模の方ばかりに気を取られてしまう傾向が強いように感じます。
勿論営業ですから、数字の意識は必要です。
しかし、’顧客を知る=顧客を好きになる’ことが出来なければ、顧客の本当にやりたいことを知ることは出来ません。
この意識を常に持つには、癖にするしかありません(笑)
私は、最初の会社=IBM時代に徹底的にこの意識を持つことを学びました。
当時から、顧客を取り巻く環境は顧客の競合企業のことも含め、調べられるだけ調べました。
今のようにインターネットで検索することも出来ませんでしたので、虎ノ門の政府刊行物センターに足を運んで有価証券報告書を購入したり、各省庁が出している白書、四季報などを見ながら分析をしていました。
顧客にもいろいろ質問しました。
というのも今ほど情報公開はされていなかったので、尋ねるか顧客の社内に掲示されているポスターやスローガンから拾うしか方法がなかったからです。
当たり前に情報が溢れている今では、もっと深く知らなければ話をすることが難しくなっているのも理解できます。
顧客の業界を知ること、自社にいながら顧客の企業の業績向上に関与できる実感をもつことができれば、これは癖になります。
ぜひとも皆さんにも、体感してもらいたいと願っています。
今朝はここまで!
では、行ってらっしゃい!
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私の本が出ました!
ぜひともお手にとっていただければ幸いです。
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