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2017年02月16日(木)

No.1131

おはようざいます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

今朝も東芝です。

「東芝、半導体売却先送り 債務超過で東証2部降格も」(東京新聞)

これもショッキングなニュースです。

状況としては、半導体事業の売却時期の遅れから期末時点での債務超過を解消できない見通しから、東京証券取引所のルールにより2部に降格されるというものです。

今後、東芝はどうなっていくのでしょうか?

オラクル時代、私は東芝の経営層の皆さんに、多くのことを教えていただきました。
ビジネス上のことは勿論、人生の先輩としての助言も多くいただきました。

幸いにも、そのような機会を頂けるポジションにいたことを心から感謝しています。

何が東芝をこのような状態にしたのでしょうか。
なぜ、東芝はこうなってしまったのでしょうか。

これまでの経過を見る限り、苦しい事業部門もあったはずですが、多くの事業部門は素晴らしい成果を上げていたはずです。
これもまた社員、経営者の成果であるに違いありません。

ただ1点、WHの事業買収に対する処理から、不適正会計が行われはじめました。
工事進行基準による工事損失引当の未計上
半導体の在庫評価損の先送り
パソコン部品の取引による原価操作
他にもあるのでしょうが、WHの大きな穴を埋めるための処理であった様相が見えてきています。

さて、東芝は今後どうなるのでしょうか。

シャープと同様に、海外資本が買収を名乗り出るのでしょうか。
事業の切り売りを繰り返し、本体に大きな赤字を残したまま名前が消えていくのでしょうか。
山一証券のように、企業自体が整理されるのでしょうか。

色々なことがあったとしても、
東芝は大きな可能性を持った企業であるのは間違いありません。
名を残し、捲土重来、再起を期待します。


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