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2017年03月15日(水)

No.1150

おはようざいます!
ストラコム坂本です!
今朝は、コンサルの現場から…

期末も近づき、営業の皆さん、経営者の皆さんは最後の追い込みに余念がないことと思います。

しかし、数字ってなんで期末に集中するんでしょうね。

企業の予算の関係というのもあるでしょう。
また、日本では新生活が始まる季節ですので、消費が増える時期であるということもあると思います。

しかし、どこの企業で見ても異常値に近い感じです。

なぜ平準化できないのでしょうね。

もし平準化できれば何が変わるのでしょう?

たとえば、期末の時期に一気に受注が増えたり、出荷が増えたりすることがあります。
研修に間に合わせるために人を投入することもあるでしょうね。

そうすると、増加しすぎたトランザクション(処理量)に対して、人が足りなくなってしまいます。
そこで企業は労働者に対して、残業を支持するのですが、それで足りなければ採用をするしかありません。

ピーク時にあわせて人材を確保すれば、ピーク以外の閑散期に何が起こるかは、皆さんの想像通りです。
人が余分にいるわけですね。
それは、製品やサービスの原価に跳ね返り、提供価格を押し上げてしまうこともあります。

それだけならまだしも、閑散期は、余計な仕事を作りはじめます。

需要予測や受注精度を上げるための管理表、計画の精度を上げるための各種データ分析などなど…

これが当たったためしは殆どないのではないでしょうか?(笑)

つまり、仕事の流れを掴むのではなく、あるポイントだけに発生しているデータを捉えて分析しても、「こうだった」「ああだった」という言い訳の資料にしかならない事が多いんですね。

つまり余計な仕事です。

つもりつもると….

管理シートの山に埋もれ、「事務作業が増えて、顧客に行けない営業」の出来上がりです。

経営者は、仕事量を平準化する努力をする必要があります。
期末だから当たり前ではなく、当たり前をまず否定してみることも必要ですよ。

今朝はここまで!
では、行ってらっしゃい!
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