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2017年04月21日(金)

No.1176

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

カップ麺と飲料、一緒に配送 日清食品とサントリーHD(日経)

なんと、いよいよ異業種での共同配送が始まりそうですね。

日清食品とサントリーHDは、北海道・帯広エリアの卸店や小売店の配送センターに両社の商品を届ける仕組みをはじめました。

その背景には、慢性的な運転手不足があるようです。

特に食品業界では共同配送に取り組む事例が近年増加しているようで、アサヒビールとキリンビールが共同配送を始めたという事例も出てきているようです。

同じ飲料同士では繁忙期等がぶつかる恐れがありますが、食品ってその種類によっては繁忙期が重ならないんです。
実際にカップ麺と飲料が組んだのは、まさにそのような理由があったのではないかと思われます。

今回帯広エリアでの共同配送ですが、都心部では物量が多く、逆に共同配送する上で管理のオーバーヘッドが増えることがあり共同配送は考えていないそうです。

なかなか簡単には広がりそうもありませんが、いずれどこかの時点で共同化の波は再来するのではないかと思われます。

最近はメーカー直送になってきていますが、過去は必ず問屋さんが仲立ちをして仕入れ、配送も含め共同化を行っていました。
しかし、問屋のコストを考えたり、小売りがデータを武器に仕入れ量をコントロールし始めたために問屋はデータによってメーカーや小売りに対する優位性を取れなくなりました。

共同配送という言葉はそういう問屋の機能が見直されるきっかけになるのかもしれませんね。

今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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