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2017年05月12日(金)

No.1186

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、領空侵犯です。

とは言っても、危ない話ではありません(笑)

領海侵犯でもいいのですが、要は自分の領域、専門分野を越えて新しい分野に進出することです。

最近、特に増えてきていますよね。

事業の多角化という単純なものではなく、専門の事業領域に関連したところから下流や上流に出ていくというものです。
そこには、本当に関連しているのかと疑いたくなるような物もありますが、そのような記事を見るたびに改めて調べてみると、面白いものです。

同じことを事業として展開していても、そこから生み出される効果が別になった瞬間に価格破壊が発生します。

例えば、ExcelやPowerPointなどのマイクロソフトオフィス製品は、それそのものがPCで動くビジネスソフトウエアとして多くの利益をもたらしていたと思います。しかし、Google AppsのSpredsheetやSlide,AppleのNumbersやKeyNoteなどで同様の機能を持ったソフトウエアやサービスが無料で展開されたりします。

そこには、各社の戦略が見え隠れします。
たとえば、Googleにはいろいろなサービスを無料や低価格で提供することで、自社のサイトに誘導し広告のサービスインフラとしての差別化を図ったり、Appleでも、iCloud上にFileを保管できるようにすることで、iOSを含む様々なデバイスでどこででもファイルを見たり編集できるような環境を提供しています。

いわゆる、価値の見方が変化しているんですね。

他の事業領域からの参入者が入ってくることで、市場が活性化するという利点もありますが、価格破壊が発生することで品質やサービスの低下、継続性が損なわれたりするようなことも出て来る可能性があります。

良し悪しあるでしょうが、既存のサービスや商品を見直し活性化させるには、重要な役割がありますよね。

今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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