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2017年07月28日(金)

No.1240

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

セブン、ゆったりコンビニ3割広く 郊外向け新型店(日経)

コンビニの店舗レイアウトです。
日本で展開されているコンビニの店舗レイアウトは、すべてのお店で大きく変わることはありません。
扉を入るとレジカウンターが横向きに見えますし、入口脇には雑誌コーナーがあります。
ぐるっと外周を回れば飲み物、冷凍食品、デイリー、お弁当を経由してレジカウンターにつながる動線が確保されています。

これはとても合理的に出来ていて、常に感心していました。

そこに手を入れるというのが今回の新型レイアウトです。

そこには、大きな狙いがあると思います。

70万円の壁をこえることではないかと思います。
多くのコンビニの日販はトップのセブンイレブンで66万円、その他のコンビニで55万円というところで頭打ちになっていました。
そこで、カウンターでのドーナツやコーヒーなどの販売などが充実してきてようやく70万円超えが見えてきたようですが、大きく伸びるには抜本的な変化をさせるしかないということなのでしょう。

コンビニは既に私達の生活のインフラになっています。
今やコンビニのない生活は考えられません。

割高であるとわかっていても、スーパーまで行って買うのではなく、近くのコンビニで済ませていますよね。

そこで3割広く、冷食や日用品を増やし、標準店よりも1割多い3300品目を並べ、商品棚を1割低くして店内を見渡しやすくしたり、イートインコーナーを入口脇に設置して店舗レイアウトを大きく変更しています。

見慣れないレイアウトで、少々疑問に思うところもありますが、かなり綿密に検討されてのリリースでしょうから、慣れれば自然に受け入れられるものになるのでしょう。

セブンイレブンでは、今年度中に既存店の内800店、新店の1100店に適用するということですから、本気の改革です。

他のコンビニの動きも含め、目が離せませんね。

今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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