2017年08月22日(火)
No.1248
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
みなさん、テレビドラマの半沢直樹は観てましたか?
”倍返しだ!”のセリフでおなじみ、堺雅人さん演じる半沢直樹が、行内、金融庁、元同僚など、理不尽とも思われるような抵抗や罠、敵対勢力に立ち向かい、正常な銀行融資を実現させようと奮闘するテレビドラマでした。
中でも印象的だったのが、香川照之さん演じる大和田常務との対峙と、片岡愛之助さん演じる金融庁検査局主任検査官の黒崎俊一との間で繰り広げられる、一般的なビジネシシーンでは考えられないような丁々発止、行内での足の引っ張り合いなどのシーンでした。
「こんなのかなり誇張してるよね。実際はどうなの?」
と金融機関に勤めていた方に聞くと、
「いや、こんな光景はよく見かける」
とか
「もっとえげつないかもしれない」
とかのコメントに、再度驚いたことを思い出します。
中でも、金融庁検査局の金融庁検査の場面はかなり衝撃的でした。
銀行業務の正常化を目的とするものというよりは、映像からは大きな悪意を感じてしまうようなものでした。
検査ですから、それも多少は仕方のないものではあると思うのですが、見たことのない光景に驚きを隠せませんでした。
で、ニュースです。
「金融庁、検査局を廃止 金融機関との対話重視」(日経)
記事によると、金融庁は2018年夏に検査局を廃止し、業務を監督局に統合するというものです。
これまでの金融庁が強権的な態度で臨み金融機関がそれを乗り切るために費やしていた多くのエネルギーを、環境の変化やタイミングよく融資をすることで企業の生産性向上や地方経済の底上げに回させることを期待しているとのことです。
立ち入り検査は継続するものの、目的とすることを変化させるということのようです。
金融は経済の血液とも言われます。
これからどのように変化していくのか注視していたいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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