2017年08月31日(木)
No.1255
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
常識破りのラストワンマイル ITで脱する「宅配危機」(日経)
宅配は、大変な時期を迎えています。
佐川急便も、ヤマト運輸も宅配料金の値上げに動いたり、配達時間、再配達時間についても工夫しながら配達員の負荷を下げるようにして雇用を守ろうと努力しています。
逆に宅配をビジネスのインフラに使っているE−Commerce系のビジネスモデルで成長してきている、Amazonや楽天を始めとする企業は、宅配がボトルネックになるとビジネスの成長を止めることになってしまいます。
だからこそ、ドローンを使った配達をテストしたり、自社で物流機能を持とうとしたり、いろいろな努力をしているんですね。
ラストワンマイルとは、宅配会社のデポから配達先までの距離を指します。
そこの受け渡しがうまくいかないからこそ、宅配の苦しいところです。
だからこそ、ITを活用し、個人の空き時間をうまく利用するUBER EATSなどが成長してきています。
で、宅配危機を乗り切る武器として、ヤマト運輸が出してきた答えが、ロボネコヤマトです。
決められたエリアを走る配達トラックが、宅配先のリクエストによってルートを変え、顧客のリクエスト時間に決められた場所に向かい、セルフサービスで荷物を取ってもらう。
サービスレベルの低下のようで、実は顧客のリクエスト時間をこれまでよりもより細かく設定できるところではサービスレベルの向上にあたるとも言えます。
顧客に少し動いてもらうことができれば、サービスレベルを上げることも出来る。
実験エリアではおおむね好評で、リピーターも増えているようです。
なかなかおもしろい試みですね。
注視してみたいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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