2017年09月20日(水)
No.1268
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
朝からセンシティブなニュースについてです。
一時、世界中で多くのニュースが流れ、不治の感染症として全世界中が震撼したのがエイズです。
エイズ=AIDSとは、後天性免疫不全症候群の頭文字を並べた呼び名で、特に人に関してこの症状を起こすのが、HIVウイルス=ヒト免疫不全ウイルスであり、これがヒトを守る免疫細胞に感染し、次々に免疫細胞を破壊しすることで、後天的に免疫不全を起こす病気です。
症状は、長い潜伏期間の後発症し、最後には多くの感染症に罹患してしまうということです。
昔多くのニュースが流れていましたので、覚えている方も多くいるかと思います。
主な感染経路は、性行為、注射器を介した血液感染、母子感染がほとんどだと言われています。
さて、今朝なぜこの話題を出したかというと、
「九州でエイズ感染急増 16年福岡は61%増 佐賀、熊本過去最多」(西日本新聞)
というニュースが流れたからです。
国内のHIV感染者は、全国的に見て横ばいか減少傾向であるのにもかかわらず、九州エリアでは32%増の169人、なかでも福岡が61%増という増加率で92人になったということでした。
なかでも特に40代や50歳以上の男性が多くなっています。
全国的に見ると、男女比では男性が約9割を占めており、感染原因の約6割が同性間性的接触ということもショッキングなデータでした。
しかも、全国規模のデータでは、2016年の新規HIV感染者、新規エイズ患者の合計は1,440件にのぼり過去9位の増加率であったとのことです。
エイズ予防財団の報告書では、累計報告数(感染者患者合計)は全国で27,000人を越えています。
ちなみに、世界のデータでは、HIV感染者3670万人、新規HIV感染者210万人ということです。
話を国内に戻すと、傾向値でも新規感染者、患者の70%が同性間性的接触によるもの、約20%が異性間性的接触によるものであるというのもショッキングなデータではないでしょうか。
自分はストレートだから関係ないとか、そういう問題ではありません。
皆が真剣に考え、対処し、感染者、患者の人権も守ることが求められていると思います。
HIV、エイズは研究が進み、必ず亡くなる病気ではなくなっています。
いまだ、完全に取り除く治療法はないようですが、エイズ発症前にHIV感染を知り、適切な治療を受ければ感染前と変わらない日常生活を送ることも出来るようになっているようです。
まずは、正確に知ることから始めるべきですね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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