2017年09月21日(木)
No.1269
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
今朝は、Toys”R”Usです。
Toys”R”Usは、そのビジネスモデルで大きな成功を収めました。
米国生まれ、世界最大の玩具販売チェーン。
とにかく、その規模は一気に広がっていきました。
なんと、世界中30ヶ国以上、約1600店舗あまりの大規模店舗を展開していたそうです。
確かに海外旅行をすると、どこの国の繁華街にもToys”R”Usが有りますよね。
大量仕入れ、大量販売。
大量の商品が陳列されている店舗、それは何にも勝る集客力になりました。
その影響で街中のおもちゃ屋さんが苦しめられ、廃業に追い込まれたお店も多くあったのではないでしょうか。
そのToys”R”Usが危機感を抱いたのがAmazonでした。
そこでToys”R”Usは2000年にネット販売の世界で急進していたAmazonのストア上で唯一の玩具販売会社であるとする10年契約を締結しています。
しかし、Amazonの集客力はToys”R”Usの想像を越えていたようで、消費者の要望に応えるのに十分な商品を確保できていないとして、他の玩具業者をストア内に呼び込んでいます。
そこからは、2004年に契約を破棄。
自社サイトの立ち上げと続くのですが、店舗販売を生業としていた企業にとってこのビジネスモデルの変化は、投資に一瞬の躊躇をうんだようです。(参考 Forbes Japan)
一気にAmazonにビジネスを奪われ、以前の街のおもちゃ屋さんのように苦しい経営を余儀なくされたようです。
そして、今回の米連邦破産法11条の適用を申請して経営破綻しました。
負債総額は約5800億円。
日本のトイザらスには直接の影響はないとのことですが、ビジネスモデルの変化への対応への躊躇、一瞬の判断ミスが一気に経営を厳しいものにするということですね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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