2018年02月16日(金)
No.1364
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
平昌冬季オリンピックでの日本選手たちの活躍が報道される中、チョット変わったニュースを見つけました。
「中国でフカヒレ離れ進む、消費が80%激減」(CNN)
フカヒレといえば中華料理で使われる高級食材ですね。
なかでも姿煮は、なかなか手が出ない料理でもあります。
けど、美味しい!(笑)
コラーゲンたっぷりのその食材は、接待の席ばかりでなく、女子にも任期だと聞いています。
さて、そんなフカヒレの消費量が本場中国で激減しているというのです。
なんとその減少率は、2010年から2014年に80%との事です。
まさに食べなくなったというほかないでしょうね。
中国の個人所得は上がっているものの、これら高級食材に手を出さなくなったということは、間違いなく食習慣が変化しているといえるでしょう。
記事によると、中国政府が公式の宴会などでの禁止令を出したとか著名人を巻き込んだ反対キャンペーンを展開しているとのことなのですが、よくよく記事を見ると、サメの使いみち、消費している国が変化してきているようです。
例えば、タイ、ベトナム、インドネシア、マカオでの増加が挙げられるとのこと。
GDPが上がっていることで、消費も活発なのかもしれませんね。
さて、それもさることながら、今起こっている課題は、フカヒレ消費は減ってもサメの消費量は減っていないのかもしれないということなんです。
使用用途が、食べることから美容液や保湿剤、化粧品、肝油などに変化しているということなんですね。
肝油のために殺されるサメは、毎年300万匹ともいわれているようです。
また、中国のある栄養補助食品工場1箇所が1年間に殺したジンベイザメが、なんと600頭にも及ぶそうです。
私達日本人は、過去から“もったいない”文化の中で育ってきました。
それは、資源に乏しい国だからなのかもしれません。
だからこそ、生き物を食するときには、無駄が出ないようにいろいろな工夫をし、余すこと無く使うような文化が生まれたのかもしれません。
ある目的のためだけに、命を無駄にするというのは日本の文化にそぐわないのかもしれませんね。
命に感謝し、いただく。
”いただきます”ってなんだか美しい言葉ですね。
この記事に、考えさせられました。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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