2018年03月23日(金)
No.1387
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
最近、企業同士が生き残りをかけて、経営統合したり、買収したりすることは一般的になってきました。
銀行の名前も何がなんだか…
また、製鉄も商社も、製造業、製薬、流通、小売業などなど…
その業種を問わず多くの企業が生き残りをかけて規模を大きくしています。
そういえば学校も統合しているケースが有りましたね。
富山大学と富山医科薬科大学が一緒になって富山大学医学部、薬学部になったり、
慶応大学と共立薬科大学が一緒になって慶応大学薬学部になったりなどなど,,,
お互いの大学にない学部を補填し拡大することで総合大学化を進めてきたというケースは過去にもありました。
しかし、このニュースはこれまでとは違う気がします。
「名大、岐阜大、生き残りへ規模追求 運営統合を協議」(日経)
学科については細分化されていくので研究テーマは異なるものもあるでしょうが、結構学部もかぶっています。
ここでいう生き残りとはいくつかの側面があるようです。
もちろん研究のテーマについて、相互支援、相互補完が出来るというところ。
産学連携を推し進めるということも出来るでしょう。
しかし、最も大きな要因は、学生数のようです。
学生数では、東京大学の2万7千人、大阪大の2万3千人に始まり、名古屋大学は9位の1万5千人、岐阜大は30位の7千人とのことです。
これが運営統合することで2万3千人となり、3位の京都大に代わり3位に躍り出るんです。
ということは、国立大学に支給される運営費交付金が増加することも大きな要因であるようです。
経営上、規模の論理は大きく働くのは間違いありません。
ただし、これまでの事例のように相互補完するのではないというところが気になるところですね。
まだまだ賛否両論あるようですから、きちんと議論を尽くして日本が世界に誇れるような研究者を多く排出してほしいものです。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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