2018年04月05日(木)
No.1397
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、徒然…
昨日は、講演を聴きに行く機会をいただきました。
講演者は寺島実郎さん。
ご存じの方も多いかと思います。
最近ではテレビのコメンテーターとしても活躍されていますが、もと三井物産の常務で、現在は書籍執筆や評論家、大学で教鞭などをとられています。
で講演内容は、
「ひとはなぜ戦争をするのか」
私自身は、これまで寺島さんのことをそれほど知っていたわけではありません。
まぁ、テレビで顔を見たことがある程度の評論家という感じで捉えていました。
しかし、昨日の話にはかなり引き込まれました。
別に話が上手な訳ではないのですが、淡々と語られるデータをもとにした分析。
日本の視点からではなく、各国の視点で情勢を分析する力。
いわゆる史実と言われていることや、昨今のテレビ報道されている内容を自らの視点で再考し、事実や各国間の関係性、歴史からどのようなことが考えられるかを再構成する力。
1.5時間の講演があっという間でした。
AIについても面白い話をされていました。
シンギュラリティ=技術的特異点 つまり、人工知能が人間の知性を越えると言われる2045年問題に関連しての話の中で、
認識と意識の話がありました。
認識と意識の違いですが、英語にすると理解しやすいのですが、
認識はRecognize つまり、わかるとか認識するという意味です。
意識はConscious つまり、気付くとか自覚するという意味です。
日本語にすると、“わかる”と約されてしまうような内容ですが、
AIには、Recognizeは出来てもConsciousは出来ないという使い方をされていました。
「何かを見て、自分の歴史を振り返り、感情に飲み込まれ涙する」
なんてことは、意識は出来ても認識は出来ないというようなことです。
久しぶりに貴重な時間を過ごすことが出来ました!
こんな時間は必要ですね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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