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2018年04月06日(金)

No.1398

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

働き方改革とか、女性人材活用とかいろいろ言われて久しくなってきました。
まだまだ、理想と現実のギャップを埋めることが出来ずにいますよね。
いよいよ一部上場企業に於ける女性役員の割合とか、そのうち国会議員や地方議会の議員、内閣等など、、いろいろなところで目標値が設定されていくのではないかとも思います。

そんな中、こんな記事を見つけました。
「東京の待機児童、ゼロにならない5つのワケ」(日経)

東京の待機児童がなかなか0に成らない状況が続いています。
定員は増加しているのに、23区の4月入所の倍率は、1.27倍になっているそうです。

で、その原因をいろいろな角度から分析しているのですが、

1.募集増と申し込み増が追いかけっこ
特に港、中央、品川で顕著なようですが、例えば品川区で募集枠を2年前から1068人増加させたにも関わらず、申込者が271人増加してまだまだ追いつかないとか、港区では募集枠を298人増加させたにも関わらず、申込者が389人増加したり、待機児童が減ると、自分も預けて働きに出ようという親が増加し、追いかけっこになっているというものです。

2.年齢と場所のミスマッチ
1才児枠と5才児枠にアンバランスが発生しており、1才児では申込者1349人に対し、募集枠が846人、5才児では、申込者50人に対し、募集枠が437人あるということです。

3.少子化でも都心は未就学児が増
湾岸3区の品川、中央、港で、未就学児が5年間で2桁伸びているという状況があるようです。
特に、中央区では、ここ5年で39%増加という、全国的に少子化の流れがあるのもかかわらず、伸びているということが影響しているようです。

4,共働き世帯の保育需要が急上昇
出産後も働き続ける人が増加しているようです。
中央区では、1−2歳時の保育需要が、52.3%になると試算しているようです。全国でも42.4%にまで上昇しているようです。

5.足りない保育士、奪い合い続く
保育士不足は変わらずで、東京での保育士の有効求人倍率は全国の2倍で、特に品川では42.39倍、千代田中央では、70.80倍となっているようです。

とにかく、働きやすい環境を作ると、働きに出る人が増えて、保育士が足りなくなり、人材不足に陥り、待機児童が0に成らないという、なんとも矛盾した状況に陥っっているようです。

考えさせられますね。
何かいい解決策はないものでしょうか…

今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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