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2018年04月16日(月)

No.1404

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

著作権について、日本はかなり進んでいると思っている人は多いのではないでしょうか?
例えば、漫画などのキャラクターなどについても日本では守られているけれども、中国ではコピーが出回っているとか、ディズニーのキャラクターもそうですね。
ハローキティなどもかなりコピーが出回っていた時期がありました。

キャラクターだけではなく、欧米ブランドのコピー商品や、日本の松坂牛や神戸牛なども産地をごまかしたものなどが出回っているようです。

日本は著作権については、被害を多く受けているという認識が強いのではないでしょうか?

で、この記事です。

「<政府>海賊版サイト遮断促進 法的根拠なく、業者反発」(毎日)

この記事は、生保の知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議でネット上で漫画や雑誌を無料で読める海賊版サイトへのサイトブロッキングをする緊急対策を決定したというものです。

この内容は、一見著作権を守るためには仕方のないことのように見えますが、その手順に問題があるということなんです。

つまり、「秋の臨時国会に関連法案を提出するのだが、これに先立ち法律が施行される前ではあるが、緊急対策として問題のある海賊サイトについては、サイトブロッキングをしなさい」という 緊急対策と言うことなんです。

現行法では、憲法で保障されている検閲の禁止や憲法で保障されている通信の秘密に抵触するのではないかと言うのが物議を醸している理由なんです。

業者がサイトブロッキングするためには、内容を確認する必要があります。
これが検閲。
通信している内容を傍受し、それをブロックするのが通信の秘密に抵触すると言うことなんですね。

サイトブロックするにもよりどころとなる法律がなければ、事業者は訴えられかねません。

これを拡大解釈して緊急避難的な必然性で逃げようと言うことのようです。

記事によると、3つん海賊版サイトによる著作権違反の被害額は半年で空いて4000億円、経産省の調査では、漫画に関する被害は500億円に上るようです。

もっと政府の力を強くし、勅令のように法律でなくても法律として機能するものを復活させるのか、それとももっと国会で多くの懸念事項について有意義な議論を活発にしていただくのか、与野党含めて猛省してほしいものです。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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