2018年05月11日(金)
No.1418
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝はコンサルの現場から…
最近クライアントの経営者の皆さんからよく聞くのが、営業が弱くなったとの声です。
具体的には、
自社の製品を売ることにしか興味がない。
自分の知識の範囲でしか会話が成立しない。
顧客の現状や経営方針を知ろうとしない。
という話が聞こえてきます。
では、これらができないことがそのまま営業が弱くなったと言えるのでしょうか?
また、これらのことができれば営業が強くなったと言えるのでしょうか?
これもまた疑問です。
もちろん、いろいろなことに興味を持つことができれば提案の範囲も広がります。
そして、広範囲に話を聞くことで、顧客の思いを知ることもできます。
しかし、聞いただけでは顧客の不満は高まります。
なぜか?
それは、聞かれれば期待するからです。
期待されることを前提として聞くことにはもちろんリスクがあります。
しかし、それを支援する体制が企業内にあれば別です。
また、企業内になくても、自分自身がネットワークを広げて相談する相手を持つことができればそれでも良いと思います。
つまり、単に営業が弱くなったというよりも、それを支援する体制、マネジメントや経営層の意識の欠如も大きく関わってきます。
営業の視点で考えれば、広範囲に話を聞き、何から顧客企業の業績向上や顧客窓口の担当者、マネジメントが成果を上げてくれれることはビジネスを推進する大きな力にもなります。
積極的に推進する意識を個々の営業が持つことが必要なのはいうまでもありません。
できることはできる。
できないことであっても、こうすればできる。
前向きに考えることを意識することができるような営業、マネジメント、組織作りが必要ですね。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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