2018年05月14日(月)
No.1419
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝はニュースから…
「法人設立手続き、ネットで一括 起業を後押し」(日経)
法人設立の手続きが、一気に簡素化されそうな動きです。
私も、起業するときに法人設立手続きをするのになんかいものうちあわせを司法書士としました。
中でも定款については、申請したかったものに何回か変更を加える必要がありました。
また、定款だけではなく、社会保険に関する手続きや、資本金に関することなどなど、多くの時間とお金を設立に費やしました。
しかし、それは全く苦にはならず、手続きが進むに連れて、ワクワク感が増して行ったことを覚えています。
その間、どのようなビジネスをどのような提供の仕方で行うかなど、考えることもとても多くありました。
その手続きが、一気に簡素化されるようです。
提案の認証方式を面談からパソコン、スマホ経由に変更。
いろいろな監督機関に届けていた処理が、一括申請できるように簡素化。
法務局で行われている法人登記にかかる時間を10日程度から1日程度に圧縮する。
20年度までに印鑑の届出制の見直しも検討される。
すごいですね。
こうなると、法人が一気に増えそうな気がします。
法人登記の簡素化は、素晴らしいことであると思いますが、いろんな起業ができることでの弊害も出てくるのではないかと思います。
法人であれば毎期決算をしなければなりません。
また、税金の支払い義務もあります。
それらの意識をきっちりもたずに起業する経営者が出ないとも限りません。
日本における株式会社の設立は2016年で年間9万5千件だそうです。
「産業界の新陳代謝が進むと期待される」と記事にはありましたが、本当にこれが新陳代謝につながるのかは疑問です。
ただし、年間設立企業数はもしかしたら一気に2倍くらいにはなるかもしれませんが…
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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