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2018年05月17日(木)

No.1422

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

ようやく攻めに転じようとする姿勢の表れでしょうか?

「新日鉄住金、日本製鉄に社名変更」(日経)

同じ名前を冠する日本製鐵は、過去に日本にあった最大の製鉄会社です。
その日本製鐵は、財閥解体の流れから八幡製鐵、富士製鐵などに分割され、再度合併したことで新日本製鐵という名前に変化しています。
新日本製鐵はその後住友金属工業と2012年に合併し、現在の新日鐡住金へと変化していきます。
日本最大の鉄鋼メーカーです。
また日本の粗鋼生産量は、1990年ごろから1995年にかけて世界一を誇っていたのですが、その後圧倒的なコストで中国が抜き去っていき、現在では中国の1/8の生産量にとどまっています。
中国の粗鋼生産量は世界シェア50%となり、他国を全く寄せ付けない状況です。

そんな中でも新日鉄住金は、世界4位の規模を誇る日本を代表する企業であることは間違いありません。

ちなみに中国が伸びて来ているものの、世界一はルクセンブルクに本社を置く、アルセロール・ミッタルで、新日本住金の約2倍。
世界TOP5には中国企業が2社、TOP10には中国企業が5社入っています。

新日鐵住金は今年の3月に、山陽特殊鋼を子会社に、またスウェーデンのオバコを傘下に納め、来年1月には日新製鋼も完全子会社し、来年4月には新生「日本製鉄」として、世界の企業との戦いを本格化させる模様です。

トヨタや日立製作所など日本を代表する企業がその存在を増す中、過去に世界最大手の鉄鋼会社であったものの、守りのための合併と揶揄された新日鐵が攻めに転じることができるのか、とても気になります。
歴史から学び、将来への布石を打つことができるのか。
楽しみです。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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