2018年06月07日(木)
No.1437
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、 コンサルの現場から…
最近、いろいろな企業でシステム提案の話を聞きます。
聞くというのも、どちらかというとレビューに参加しているのですが、どの企業でも同様に感じることが、面白くない、ワクワクしないということです。
提案することに単に面白さを求めるのは間違っているということはわかります。
しかし、我々が見て面白くない提案は、顧客が見ても面白くないのではないかと思ってしまうんです。
最近のシステム提案は、RFP(Request for Proposal=提案依頼)が来てから、それに対応するような提案になっています。
また、現行システムを更改するにあたって、最低限必要な作業を見積もったりすることがほとんどです。
それって、ワクワクしないですよね。
RFPにこたえることは重要です。
こたえていなければ、必要条件を満たしていないことになります。
しかし、顧客の気づいていないもしくは、顧客の目指す方向についてしっかり理解することができていれば、付加価値の提案、提案側の知見をアピールすることができるような提案もできるのではないでしょうか?
こんなシステム、こんな仕組みが必要だと言われてから提案するのではなく、
こうしたらどうだろうか?
経営の視点から見てもっと効果の出る方法があるのではないだろうか?
などを考え提案することが必要ではないかと思うんです。
場合によっては、顧客と建設的な意見を戦わせることができればそれに越したことは無いのではないかと思います。
できないのではなく、どうすればできるかを考える。
やれないのではなく、どうすればやれるのかを考える。
リスクが有るのであれば、それを正直に話した上で一緒に解決策を考える。
そんな提案が顧客の心を動かすのではないでしょうか?
結局決めるのは人なんです。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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