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2018年06月12日(火)

No.1440

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、 ニュースから…

痛ましい事件が起きました。
和歌山のドンファンの件ではなく、新幹線です。

新幹線車内での殺傷事件。
すでに多くのメディアで報道がされています。

犯人は、相手は誰でも良かったと話しているようですし、犠牲となった男性は最初に切りつけられた女性をかばおうとして被害にあったようです。

なんとも痛ましい事件ですが、ちょうど2年前の6月30日に起きたのが、新幹線車内での焼身自殺事件でした。
この時も、関係のない乗客が犠牲になっています。

この時も、新横浜ー小田原間でした。

公共交通機関ですから、どんな人が乗ってくるかはわかりません。
また、航空機と異なり、地上を走る列車では手荷物検査がありません。

もし、新幹線で手荷物検査が導入されれば、こんな間隔で列車の運行はできなくなるでしょう。

日本の大動脈とも言われる新幹線にとって、セキュリティ対策は頭の痛い問題です。

私も過去に、迷惑事件に遭遇したことがありました。
九州にいた時に特急電車の中で、酔っ払った男性が他人の指定席に座り込んでいたため、乗務員に注意を受け一旦は席を譲ったものの、電車が走り始めてしばらく経ったらその女性に嫌がらせをしにもどってきたという事件でした。
その時は、大声で叫んでいたので、助けに行って男を別の席に座らせ、乗務員に連絡したのですが、その後また騒ぎ始め女性に絡んで行ったため、強制的に連結部分に連れて行き客室内に戻らないように見張って、乗務員に連絡した結果、途中の駅で警察に引き渡せたという事件でした。

その時は何も考えませんでしたが、もし相手が刃物を持っていたらと思うとゾッとします。

その一回だけではありません。
幸い私が迷惑を受けるということはなかったのですが、助けに行ったことは何度かありますし、車内で喧嘩し始めた乗客2人を無理やり車外に押し出して、駅員に引き渡したこともありました。

今考えると、血の気が多かったのかもしれませんが、遭遇すれば今でもやってしまうかもしれません。

賛否両論あるかもしれませんが、これほど顔認識やAIが進歩してくれば、乗客の表情からなにか推論することはできないのでしょうか?
乗務員に対する注意喚起でもできれば、何かしら対策ができるのではないかと思います。
刃物を持ち運べなくなると、料理人や刃物を扱うような専門職の人たちも移動に困るかもしれません。
それを仕方ないことと捉え規制するか、それとも何かしら対策を講じ、対応できるような体制をとるか。
そもそも、新幹線の座面が取り外し可能で、盾のように使えることを初めて知りました。

このことだけでも周知できていれば、何かまた違う結果が出なかったのか。
公共交通機関では、新幹線に限らず同様のリスクをはらんでいることも間違いありません。

犠牲になられた方の勇気ある行動に敬意を表するとともに、ご冥福をお祈りします。


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