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2018年07月19日(木)

No.1466

おはようございます!
ストラコム坂本です!

今朝は、ニュースから…

「非正規労働者が最多2100万人」(共同通信)

以前からニュース等で取り上げられているように、働き方改革関連法案が6月29日に可決、成立しました。
この法案の成立により、
1.働き方改革の推進
2.長時間労働是正と柔軟な働き方の実現
3.雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保
などが推進されることになります。

議論の中心は、残業対象とならない「高度プロフェッショナル制度」=高プロが過労を増やし過労死を増加させるのではないかということになっていたように見えますが、「雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保」という項目もとても大きな意味を持ちます。

日本における労働者の中で、非正規雇用の形態での就業者がそう労働者の4割にあたる、2100万人にのぼっているというのが記事の内容です。
そこで、正規雇用、非正規雇用の実態をいろいろみてみました。

総務省の統計では、非正規雇用を選んだ理由の大きいのが、
「自分の都合の良い時間に働けるから」(前回調査より増加)
「家計の補助、学費等を得たい」(前回調査より減少)
「正社員として働ける会社がなかったから」(前回調査より減少)
というもののようです。

過去には、上記減少となっている項目がかなり増加していましたが、現在は「自分の都合のいい時間に働ける雇用形態」を望んでいる人が増えているようです。
この傾向は男女で同様な傾向にありますが、女性の方がその傾向が高いというのも事実です。
実態では、正規雇用と非正規雇用では男女の傾向が逆転しており、男性の正規雇用者数は女性の倍、逆に女性の正規雇用者数は男性の倍という傾向もあります。
また、完全失業者の中での傾向では、正規雇用を探しているのは男性が多く、非正規雇用を探しているのは女性が多いということ、
非正規の職を希望する女性の非労働力人口は35歳から44歳が最も多く、次いで25歳から34歳という傾向もあるようですし、その中で女性の有配偶者の割合は8割にのぼるということです。

つまり、男性は「正規雇用での安定した仕事を探す傾向が高いものの自由な働き方を求め」、女性は「働きたいが配偶者があるために自由な働き方を希望している」ということのようです。

正規、非正規の壁がなくなると何が起きるのか。
非正規労働者は専門職と事務職に大別されるかもしれません。
専門職はその能力を提供することで高付加価値に変換し、事務職は付加価値を低いものとみなされる可能性もあります。
もしかしたら研究者も含め、非正規労働者になる可能性もありますよね。
逆に正規労働者はマネジメント能力を問われるかもしれませんが、企業としての責任を社員として負わされる可能性もあります。

変化はチャンス。
どちらにもチャンスはあるはずです。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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