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2018年09月06日(木)

No.1496

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

就職活動、懐かしいですね。
もう30年以上昔の話です。

解禁日前に決まっていく友人を見ながら焦ったことを思い出します。
そもそも解禁日ってなんなんだろうとも思っていました。各企業がフライングを牽制しあっていたものの、なし崩し的にいろんな企業が内々定のようなものを出していた記憶があります。

で、今朝の話題は、
「経団連会長、就活ルール廃止に言及」(日経)
経団連会長の中西宏明氏は昔から改革派の方でした。
もう20年ほど前になりますが、仕事をご一緒させていただいた時から、既存の枠組みや考え方に対し意を唱え、実行するイメージがあります。

「経団連が採用の日程に関して采配すること自体に極めて違和感がある」
という発言も至極もっともではありますが、日本経済の牽引役である経団連はこれまで協定を結びそれを遵守してきました。しかし、昨今は状況が変わってきています。
優秀な新卒者の多くは大企業、それもいわゆるOld Economyの企業ではなく、ベンチャーやネット系の企業、いわゆる経団連加盟以外の企業に興味を持ち就職していく傾向があります。
また、これまで当然と思われていた、新卒一括採用を前提とする雇用慣行自体にも違和感を感じ、それを変えていくことも必要であるとのことです。

私自身考え方には賛成ではありますが、社会の構造がまだそれを許していないのも事実です。4年間の大学生活を終えれば就職し、一生勤め上げるのが正であるとの考え方は、いかに人材の流動化が進んできているといっても、日本国民の中に強く根付いている慣例でもあります。
しかし、いま企業が戦っているのは日本企業ではなく世界になります。
採用を自由にしていかない限り、世界と戦うことはますます困難になるのでは無いかとも思います。
大学側の制度改革も必要でしょう。
4年間での卒業ではなく、途中休学で再度大学に戻る制度の拡充や、それを支援する仕組み、学びの場としての大学の再定義などやるべきことは多いと思います。
企業は、まだ学生であろうと、必要な時に必要な人材を集めて競争力を高めていくことも必要になるでしょう。

これから議論が深まっていくでしょう。
変化することを否定していては、成長はないのも事実ではないでしょうか?

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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