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2018年09月19日(水)

No.1504

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…

ふるさと納税、利用していますか?
自治体を選んで寄付をすることで、納税したこととみなされ、寄付を受けた自治体から感謝の気持ちとして返礼品をもらえたりする制度です。

この制度が岐路にたたされています。

野田聖子総務相「ふるさと納税制度存続に危機感」開き直り自治体に法の網(産経)

「ふるさと納税すると結構いいもんもらえるよ!」
といった話が普通に会話されていますよね。

そもそもふるさと納税制度とはどういうものだったのでしょうか?
地方間格差や過疎などにより、税収の減少に悩む自治体に対しての格差是正を推進するための新構想として、議論が始まり、2008年から施行されました。
当初の寄付金額は72億6千万円でした。
2011年には67億円だった寄付金額が、2012年には東日本大震災への寄付もあり、10倍の650億円その後減少していきますが、返礼品を目的に納税ができるサイトが増えてくると、一気に急増していきます。
2014年141億円、2015年341億円、そして2016年には1471億円と4倍以上と急伸します。
で、2017年には約2倍の2540億円と増加していきます。

この増加には、返礼品目当てということが大きく影響しているのは間違いないですね。
野田総務相は、返礼品競争の激化に対し出している上限3割のガイドラインについて、それを超える額であったり、地場産品以外を返礼品として出している自治体への警鐘となり、今後厳しく規制されることになりそうです。

今年は、駆け込み寄付で大変なことになりそうですが、くれぐれも本来の趣旨を忘れないでいてほしいものです。

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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