2018年09月20日(木)
No.1505
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝も、ニュースから…
一昨日にコラムに書かせていただきました、紙ストローの件です。
国も後押しを始めるようですね。
「環境省、紙ストローに補助金 バイオプラ切り替え、生産後押し」(日経)
環境省が補助するのは、現在のプラスチックに変わる”紙”製や生分解性の”バイオマスプラスチック”製を製造するメーカーに対してで、その2019年度概算要求額は50億円とのことです。
この額は果たして大きいのでしょうか?
また、促進はされるのでしょうか?
以前の記事にデータがありました。
8/17の日経新聞には、
「経済協力開発機構(OECD)はプラごみによる環境汚染などの損害が年間約130億ドル(約1兆4千億円)に上ると試算。EUなどは既に規制を強化している。」とあります。
また、「日本は1人当たりの使い捨てプラスチックの発生量は米国に次ぎ世界で2位…」
ともありました。
つまり、世界で2位の環境汚染物質を出しているのが日本なのに、その対策が進んでいないということです。
また、年間損害額1兆4千億円という額に対しての対策としては弱いのではないでしょうか?
なのに日本は、産業界との調整に時間が足りなかったとして、G7の海洋プラスチック憲章は米国とともに署名を見送ったことで批判を浴びています。
それに向けての第一歩なのかもしれませんが、産業界との調整ではなく、政府が方向性を出さないことには何も変わらないのではないかとも思います。
どうしなければならないのか?
どのような方向に向かうべきなのか?
調整ではなく、指針を政府が出すことで具体的な実現方法が見つかるのではないでしょうか?
この50億円がその一歩なのかもしれませんが、もっと踏み込んだ方針を出す必要があるのではないかと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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