2018年10月11日(木)
No.1518
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、 ニュースから…
いよいよですね。
10月6日に83年の歴史を閉じた築地市場。
1935年に1923年に起こった関東大震災。
300年以上続いた日本橋=魚河岸が罹災し、市場移転が検討されてから12年後に開場した築地市場は1970年代から散発的に市場の移転が検討されてきていたそうです。
その間にTSUKIJIは、世界のブランドとして海外からの観光客の観光スポットになり、場外市場とともに反映してきました。
2010年代前半に移転に向けた事業が本格的に進められ、2016年11月に移転が決定していたものの、土壌汚染問題等の影響で延期か中止かで揺れ動いた結果、2018年10月11日つまり本日から豊洲市場が開場されました。
場外市場は残るとのことですが、東京都の築地市場跡地をどのように開発するのか、大きな方向性も含めブレている気がします。
小池都知事の「築地は守る、豊洲は生かす」という方針も、具体的にどのように守るのかは明らかにされていない気がします。
しかし、新市場の開場は新たなチャンスであるのかもしれません。
どのように豊洲市場を生かすのか?
テレビのインタビューでは仲卸業者のスペースが狭いとの声が多くあったようです。
また、市場全体を冷やす必要があるのかという声も聞かれました。
もしかしたら、とんでもなくランニングコストがかかるのかもしれません。
そこにどのような付加価値をつけるのかこれが試されてくるのではないかと思います。
一般消費者や事業者が嫌味ではなく「豊洲になってよかった」とか「豊洲市場のこんなところがすごい」といって活性化させるにはどのようにすればいいのか。
”豊洲市場、11日スタート ブランド力で世界と「競る」”(日経)
すでにスーパーの産直やネット通販の拡大で卸売市場を通す水産物は50%割れ寸前だそうです。
日本の海産物は、どこにも引けを取らない鮮度管理がされているそうです。
それは、漁業を生業としている漁師の皆さんの鮮度を守ったり、血抜きをすることで臭みが出ない前処理、進化した物流があってのことでもあると思います。
新市場は、世界と勝負をしなければならないでしょう。
TOYOSUのどのような付加価値をアピールし、ブランド化するのか。
見守っていきたいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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