2018年10月15日(月)
No.1520
おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、 ニュースから…
范冰冰さんの事件で改めて注目を浴びたのは、中国という国の制度に関するところだけではなく、脱税という罪の重さについてであったと思います。
富裕層と貧困層の間にある大きな経済格差は、政府に対する不満を生むことにもなっています。
もちろん、多くの苦労、リスクを乗り越えて資産を増やすことができたのですから、そこに妬みを持つのは筋違いのように感じます。
しかし、資産隠しをすることによる脱税や、違法行為をしての資産形成については論外です。
厳しく取り締まる必要があると思います。
「国税庁、海外の隠し資産調査 40万件の口座情報を入手」(日経)
国税庁が約50カ国、地域の金融機関にある日本人の口座情報40万件を入手したというのが記事の内容です。
また、日本から提供した情報量は約9万件とのことですから、その差は大きいですね。
それよりも気になるのが、日本で提出が義務つけられている「国外財産調書」の提出数との差です。
国外に口座を持っている日本人の資産の何割が5000万円を超えているのかはわかりませんが、提出されている調書が4000件ですから、1%にとどまっています。
これまでにも国税当局は、国外への送金情報などをもとに16年度に478件の申告漏れを指摘し、41億円を追徴課税したとのことです。
情報量が増えたことで、追徴が増加する可能性もあります。
かたや、税金の使用用途について、不満のある方も多くいるかと思います。
無駄であったり過剰な建物、組織、そこにある利権など、国民の税金が有効に使われているのか、明らかでない部分も多くあるのではないかとも思います。
使わないことが良いのではなく、必要なことには十分に使い、そうでないものの見極めを明らかにすることが必要ではないでしょうか?
以前、民主党政権のときに行われていてた、事業仕分けって覚えていますか?
このときは、民主党のスタンドプレーっぽい感が強く、家計の仕分けのような近視眼的なものに終止していた感じがありました。
この仕組みを上手く利用して、もっと効果的で、賢い仕組みに変えることができればと思うのですが…
皆さんはどのように思われますか?
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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