貴社と貴社顧客の成功を同時に実現する「究極の顧客志向営業法」

坂本ビジネス塾
  • 業界別顧客志向対応法
  • コンサルティング
  • 研修コース
< 他の記事を読む

2018年11月05日(月)

No.1535

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、 ニュースから…

国内で薄型テレビの大量需要があったのが、2011年ごろだったでしょうか?
アナログ波からデジタル波に移行することで、アナログ波にしか対応していないテレビの買換需要が大きく起こりました。
2012年にはロンドンオリンピックがあるということ、また経産省、環境省、総務省が「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」が2008年から実施され、結果2011年まで継続運用されました事もテレビの買い替え需要に大きく影響を与えたのではないかと思います。
2014年には消費税改定がありましたがその前の大量買い替えで需要は少ない状況に陥っています。
JEITAの調査では、薄型テレビの国内出荷台数は、
2009年1,360万台
2010年2,500万台
2011年1,900万台
2012年 645万台
2013年 537万台
2014年 549万台
2015年 512万台
と推移し、
2017年には427万台にまで落ち込んでいます。

国内家電各社も、大量に生産し販売していましたが、テレビ事業からの撤退が相次ぎ、2012年には、当時のトップシェアを持っていたシャープの大幅赤字決算はその後経営破綻の道をあることになりました。
東芝、日立もテレビ事業から撤退、撤退しなかった企業も生産拠点を海外に移したり、分社化したりすることで本体への影響を最小限に食い止めて来ていました。

そんな中この記事です。
「アイリスオーヤマ、テレビ参入 ”4K”55型で10万円」(日経)
多分2020年の東京オリンピック並びに来年の消費税増税で需要が高まるとの予想からなのでしょう。

たしかアイリスオーヤマは、旧シャープの技術者を大量に受け入れ、新たな商品開発で国内家電メーカーとして出荷額を増やしてきているかと思います。

価格を抑え、高機能をうたい、中韓メーカーと戦うことを念頭においているようです。
しかし、今の日本でテレビの需要はどれほどのものになるのでしょうか。

スマホの普及で、若者のテレビ離れは進んでいます。
家にいて、テレビが点いている時間はどれほどのものでしょうか?

スマホが高機能になることには関心があるのかもしれませんが、画面が割れたまま使っている若者も多く見かけます。
画質にどれほどの関心があるのでしょうか…とても疑問が残ります。

あなたは、買い替えますか?

今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
##この記事が気に入ったら“いいね“をお願いします##


< 他の記事を読む