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2018年11月20日(火)

No.1546

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、 ニュースから…
昨日、衝撃的なニュースが目に飛び込んできました。
「日産、ゴーン氏の会長解任へ 資金を私的流用」(日経)
内部通報から監査、社内調査に至った。
その内部調査は数ヶ月間に及び、検察当局に情報を提供、全面協力をしてきたということです。
結果、カルロスゴーン代表取締役会長、グレッグケリー代表取締役常務を金融証券取引法違反の疑いで逮捕、収監されたということでした。
昨日の午後10時からの西川代表取締役社長の記者会見は、内部統制が働いており、引き続き徹底した不正の除去、アライアンスの保持、19年に及ぶ長年の権限集中による負の遺産の排除、
社内調査の結果、本人の指導による不正行為が発覚したとのことですが、
1.実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券取引書に記載した。
2.目的を偽って私的な目的で投資金を支出した。
3.私的な理由で不正な経費を支出した。
ということのようです。
東京地検特捜部が、ゴーン会長を逮捕したとのことです。
5年間の報酬が約100億円だったにもかかわらず、約50億円あまり少なく有価証券報告書に記載したという容疑ということのようです。
日産リバイバルプラン
国内5つの工場を閉鎖、約20000人の従業員をリストラし、経費を20%削減。
国内生産能力を240万台から30%少なく165万台に削減することで、約2兆円あった有利子負債を5年で返済する予定を4年で達成し日産のV字回復を達成しました。
グローバ化を推進し、ルノーのCEOでもあり、カリスマ経営者としての有名な経営者の逮捕は、世界中の金融市場に大きな影響を与えています。
ルノー株が急落していることもそれを物語っていると思います。
世界を飛び回っていたカリスマ経営者の羽田空港での逮捕も劇的です。
50億であっても100億であっても、巨額の報酬であることは間違いありません。
コストをカットして、財務体質を健全化させた経営者が、会社を食い物にしていたというレッテルを貼られてしまったのは残念でなりません。
これからの捜査の進展、健全化を目指す日産のこれからを見守りたいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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