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2018年11月29日(木)

No.1552

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
銀行はお金を商品として扱っています。
私達は、銀行を信頼してお金を預けたり、貸付をしてもらったりすることで企業活動を行うことができています。
メガバンクもそうですが、特に地方銀行はその地方地方において、圧倒的な信頼を受けている企業でもあります。
そんな地方銀行の中で、世間を騒がしている銀行があります。
今年民事再生法を受けたシェアハウスに対する融資やサブリースで、約2000億円を超える融資が行われており、これらに対する不正融資事案に役員が関与していたものが多数あったとして、代表取締役を含む5名の役員が退任、また、パワハラが常態化していたとか、一連の不祥事で株価もピーク時の1/5にまで下落し、経営再建が進んでいる矢先に、顧客の定期預金1.6億円を無断で解約し、自分の担当先の融資金に充当していたという事案が発覚、昨日行員を逮捕したというニュースが流れていました。
「スルガ銀の元行員を逮捕、預金不正解約容疑 静岡県警」(産経)
すでに銀行の信頼も失墜してしまっています。
なぜ、こんなことができてしまうのでしょうか。
今回逮捕された行員については、不正解約したお金を取引先に融資するお金にあてていたということのようですが、不正は不正です。
銀行の信頼をまたしても裏切ったという意味においては疑う余地もありません。
スルガ銀行は過去、とてもアグレッシブな経営をしている銀行であると私は見ていました。
特にネットバンキング事業については、かなり注力していましたし、先駆けであったという印象があります。
他にも特定目的ローンなど、いろいろな商品を生みだす柔軟性があると考えていました。
しかし、このような事件がおこってしまうということは、管理体制の甘さ、トップの意思が強く働くことでチェックが甘くなってえしまう傾向があったのかもしれません。
膿を出し尽くし、地に落ちた信頼を早く回復し、また、アグレッシブな銀行に戻っってきてほしいものです。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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