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2018年12月14日(金)

No.1563

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
ファーウェイのCFOがカナダで逮捕され、米中の貿易戦争が第二レベルに上がりました。
これまでは、輸出入のバランスが悪すぎるのではないかとして、スーパー301条を発動したのが発端でした。
その後、中国が対米貿易黒字が過去最大になったとの発表を受け、セーフガードつまり緊急輸入制限をかけて関税をアップし、その後も追加品目を発表するとそれに中国が同額の輸入関税をかけるなど、泥沼化してくという経過をたどっています。
これが、トランプー習 両首脳の直接対話で少し落ち着くかと思われた矢先のこの事件です。
容疑はイランとの疑わしい取引ということなのですが、それだけではないようです。しかし、逮捕に至った直接の原因はここで、これに合わせて両国間の摩擦は第二段階に入った気がします。
「ソフトバンク 既存基地局もファーウェイ製排除」(日経)
米国は、今年の夏頃から米国市場特に政府関連施設から閉め出されている状況にありました。
米国だけではありません。米国と安全保障上の条約を持っているオーストラリア、ニュージーランド、イギリスなども同様です。
日本もそれに習い、政府の通信機器調達からファーウェイ製品のみでなく、同じく中国企業であるZTEの通信機器も排除する方針であるようです。
記事では、先日大規模な通信障害を起こしたソフトバンクも基地局にファーウェイやZTEの機器を約10%使っているそうです。
先日障害を起こしたのは、スウェーデンのエリクソンせいなのですが、今後エリクソン製とフィンランドのノキア製におきかえていくことと最新の5Gネットワークでも北欧の2社にする方針との事が書かれていました。
他のキャリアも同様ですので、日本の通信インフラから中国製は排除されることになったということですね。
この措置に中国では米国製品の不買運動が始まっており、多分その矛先は米国の同盟国全てに影響を与えることになるのかもしれません。
次に何が起こるのか、見守っていきたいと思います。
今週はこの辺で!
では、いってらっしゃい!
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