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2018年12月19日(水)

No.1566

おはようございます!
ストラコム坂本です!
今朝は、ニュースから…
今年の11月のコラムで記載していたことが早くも現実になるようです。
政府が電子マネーで給与支払いできるように、規制を緩和しようとしているという記事を書いたのが11/1でした。
理由は、日本のキャッシュレス決済の比率を20%程度から40%〜50%まで上げていこうという方針に則ったもののようですが、中国ではすでに60%を超えているというのが現実のようです。
私は、最近中国に行っていないのですが、最近中国に行った友人の話では、旅行者にとっては、現金が使えないというのは便利なようで不便、クレジットカードでさえ、厳しいということでした。
つまり、手軽で手数料の安いスマホ決済が当たり前になっているんですね。
で、今朝の記事です。
「政府、給与支払いに電子マネー解禁へ」(産経)
なぜ、政府はここまで電子マネーの普及を後押ししようとしているのでしょうか?
表に出てくるのは、2020の東京オリンピックに向けて、増加し続ける外国人旅行者への対応をするのに、決済サービスの多様化は必要であるということなのでしょうが…
消費税増税に関連しても、電子マネーが話題になってますよね。
2019年10月に消費税が8%から10%に増税されます。
ただ、キャスレス決済の場合、東京オリンピック前(!)までは5%のキャッシュバックを受けられるようにしようとしているようです。
なんか怪しくなってきました。
加えて、銀行口座開設が困難な外国人労働者への対応というのもあるようです。
これも最近、話題に上がってますよね。
外国からの労働力を、永住権や在留期限の延長をちらつかせることで、日本に引き込もうという意志の表れではないでしょうか。
今回の給与支払いの電子マネー解禁は、来年度からの実施を目指しているそうです。
そもそも、日本人の労働力はそんなに枯渇しているのでしょうか?
電子決済をそこまで推し進めなければグローバル化したとは言えないのでしょうか?
海外旅行したときに、現地の通貨を使い、いろいろな紙幣やコインをみて、旅行を実感するといったことによろこ日を感じていた私には、なんか味気ない気がしてしまいます。
労働力に関しても、時代の風潮としてある、
「楽に稼げるのが賢くて、サービス業なんてきついだけ…」
という流れを断ち切らなければ、日本はおかしくなってしまう気がします。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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