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2019年01月31日(木)

No.1588

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝も購読いただきありがとうございます。
で、今朝のコラムは…
言葉の暴力についてです。
コミュニケーション手段の一つで有る“言葉”。
丁寧に話す。
激しく言い放つ。
感情豊かに抑揚表現する。
などなど…
抑揚、語気、言葉の選び方などによって、相手にダイレクトに伝わっていきます。
「そうは言っていない」とか、
「そんなつもりはなかった」
「そのように受け取られると心外だ」
とか、言葉は消えていきますし 、そのときの相手の感情によっても受け取られ方が変わってしまいます。また、切り取られ方、文脈によっても内容が大きく変わってしまいます。
その結果、言い訳されることも多くありますよね。
で、今朝はニュースから…
”「火をつけて捕まってこい」明石市長が部下に暴言 用地買収巡り“(毎日)
この言葉だけで捉えると、
市長が、用地買収が進まないことに怒り、
「市の言うことを聞かないのであれば、生活している家に火をつけてでもさっさと買収してこい」
と言っているように感じました。
そしてこの暴言は、録音され、マスコミにデータが送付されるということで明らかになっています。
この件では、いくつも問題があるように感じます。
まず最初に、市長の暴言。
これは、言い訳できないですね。
どのような状況であっても、「そんなつもりはなかった」などと言い訳できるような言葉ではないと感じました。
2番目に録音データの保持。
市長が常日頃から暴言を吐いていたとか、言ったことを忘れるという理由で 常時レコーダーを携帯していたと言われていますが、何か今回の件は意識的に市長をはめてやろうといった意図のようなものを感じてしまいます。
たまたま録れたのではなく、意図して集めていたように感じました。
それも市長選前に2年前の録音データですからなんだかきな臭いですね。
3番目に録音データの送付。
市長との職務上の会話を録音したデータを外部それもマスコミに送付するという行為そのものについてです。
職員も追い詰められていたのかもしれませんが、関与を否定していますから、まさかの盗聴?
これだと別の事件が重なってきてしまいます。
地方公務員には守秘義務があります。この内容が「職務上知り得た秘密」に当たるかどうかはわかりませんが、ここにも作為を感じます。
4番目に市職員も買収作業遅延に対する問題意識の欠如。
そもそもの問題の発端にある道路拡張工事に伴うビル買収作業の遅延に伴い「完成予定から半年経過しているのも関わらず、価格の提示にも至っていなかった」とありました。民間であれば、何やってたんだと言われても仕方のない状況であるのは明白です。
しかも、その文脈の中で市長は、「2人が行って難しければ、私が行きますけど。私が行って土下座でもしますわ。市民の安全のためやろ、腹立ってんのわ」
と発言しているとあります。
皆さんは、冷静にどのように思われますか?
今朝はここまで
では、いってらっしゃい
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