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2019年02月12日(火)

No.1595

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝も購読いただきありがとうございます。
で、今朝はニュースから…
先週から多くの身近なニュースが報道されています。
”レオパレス 外壁に違法部材 コスト削減か 「組織的な不正」の声も”(毎日)
賃貸アパートの「レオパレス21」の違法建築問題が連日取り上げられています。
レオパレス21といえば、土地のオーナーにアパートを建てさせ、それの建築、運営等を一括借上げし、一括運営するというものです。もちろん、家賃保証と合わせて契約することで、オーナーのリスクは少ないと言われているものです。
家賃収入35年保証とか、いろいろ甘言を弄して契約するものの、借地借家法ではサブリース会社側からいつでも減額請求することができるので、家主側には不利な契約とも言えるものです。
しかし地主は高齢者が多く、そのような契約であることを知らずに契約しているケースも多く、問題にもなっています。
レオパレスでは、家具付きの住宅を賃貸していたりするので、割と簡単に借りてすぐに入れるというのが、特徴でもあったと思います。
今回の問題は、施工不良の物件で使用した外壁などの部材が建築基準法で認められていないものだったということです。
外壁部材を断熱性、耐火性の高いグラスウールではなく、外壁への使用を認められていない発泡ウレタンを使用したというものです。
どうも建築コストを下げるために部材を変えていたようですが、これにより影響のある入居者数は14,000人を超え、転居が集中するこの時期に住み替えが発生することで、大きな影響が出そうです。
しかし、ここのところ続いている企業のコンプライアンス違反。
無理させる経営は、経営者の問題なのか、高収益を期待する株主の問題なのか…
それとも、できないということの言えない中間管理職の問題か、倫理感に乏しく勝手な論理を展開し正当化しようとする社員の問題か…
早い解決を望みます。
今朝はここまで
では、いってらっしゃい
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