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2019年02月26日(火)
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2019年02月26日(火)
No.1605
おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は、ニュースから…
スマホをお持ちの皆さん、
皆さんのスマホはどこのメーカーですか?
なんていう質問をすると、スマホってiPhoneのこと?
って言う返事が返ってきたことがありました。
同様にタブレットというとiPadと返ってきたり、いまや日本国内ではApple製品は圧倒的なシェアを持っています。
これって、昔コンピューターをIBMと言ったり、接着剤をセメダインと言ったり、宅配便を宅急便と呼んだりするのと同じですね。
特にiPhoneやiPadは日本でそれなりのシェアを持っているということであると思います。
iPhoneは、カリフォルニアでデザインされ、中国で製造されています。
その製造を担っているのが台湾のEMSであるFoxconnなのですが、そんなAppleがiPhoneの販売予測を下方修正したのは昨年でした。
昨年11月にFoxconnが35万人のリストラを計画していると報道がありました。
報道は否定されたりしていましたが、昨日こんな記事を見つけました。
「Apple不振で解雇された台湾・鴻海従業員をHuaweiが雇用」(NewsWeek)
Foxconnの従業員数はなんと135万人!
その殆どが中国工場の従業員です。
つまり、リストラをすると、中国での雇用が一気に減るわけですから、国としても大問題になります。
それも一気に数万人から数十万人ともなると、尋常ではありません。
中華圏の正月である春節。
記事は、Huawaiがその春節を待たずして解雇された鄭州工場の元従業員すべてを雇用し、鴻海と大型契約を締結したというものです。
この傾向は、他の工場でも同様に行われているということですから、かなりの規模に上ると思われます。
Huawaiといえば、CFOが米国の要請によりカナダで身柄を拘束されたことで一気に注目が集まりました。また、米国がHuawai製の通信機器の使用を中止するように同盟諸国に呼びかけたことで、各国が対応に追われているというニュース流れていましたよね。
135万人の従業員というのも、凄まじいですね。
福岡市の人口が150万人程度ですからほぼ同じくらいの規模ですね。
つまり福岡市の老若男女全員が従業員という感じですね。
で
リストラ対象が35万人ですから、那覇市の人口32万人に匹敵します。
つまり、かなりのインパクトですね。
それをリストラしようというのも凄いですが、再雇用するというのもまた凄いことです。
Apple(米国)に翻弄された中国人従業員を中国の企業が救う。
なんか今後の米中関係や台中関係に影響を及ぼしそうですね。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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