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2019年03月06日(水)

No.1610

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝は、徒然…
今国会で提出される法案に、児童虐待防止法と児童福祉法の改正案があります。
その中には、
「しつけに際して体罰を加えないこと」と明文化されているようです。
先立って発生した、実子への「しつけ」と称する体罰で幼い子どもの命が失われました。
そんな事があってはならないということを規定することは必要ではあると思います。
かたや、家庭だけではなく学校でも体罰は禁止されています。
学校教育法には、「体罰禁止規定」があり、「校長及び教員は…児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる」としていますが、その但書で「ただし、体罰を加えることはできない」とあります。
 
つまり、子どもたちは家庭、学校の双方で体罰を受けることはなくなるということです。
よかったよかった
となるのでしょうか?
先般、ニュースにもなりましたが教員が生徒を殴っている動画がSNSに掲示され教員は追い詰められました。
しかし、その前後の映像を見ると、生徒が教員を煽って殴らせるように仕向けていました。
つまり、守られている立場を利用して巧妙に立ち振る舞うことができるようになってしまったのも事実です。
また、20歳に満たないものの犯罪については、少年法の規定により、14歳以上14歳未満で対応は変わるものの、成人に対する処罰とは別の処罰が課せられるケースが多くなります。
いろいろな法律で守られている未成年ですが、果たして今後もこれらの規定の見直しなしに守ることだけの法律でいいのでしょうか?
未成年であるからこそ、犯罪が残酷化し、狡猾化している気もします。
守るべきは虐待を受けているもので、虐待しているものを戒めているものではないと思います。
虐待と体罰は、異なるもののはずですから、それを明確に分けるなにかが必要な気がします。
本来、教育とはどうあるべきものでしょうか?
狡猾に振る舞うものを見逃さず、体罰がだめなら法律で厳罰を与えるぐらいのことをしなければならないのではないでしょうか?
守るべきを守り、戒めるべきは厳しく戒める。
統計不正問題や辺野古移転問題も重要ですが、きちんと議論するのではなく妙な揚げ足取り合戦を仕掛けるのではなく、子どもたちの将来に関わる重要な法案をきちんと議論することを期待したいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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