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2019年03月12日(火)

No.1614

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
もっともだろうというニュースです。
「ゴーン元会長の日産取締役会出席認めず 東京地裁」(日経)
まぁ、当然といえば当然の結果だろうと思います。
ゴーン被告は、現時点で日産の取締役であるのは間違いのないところです。
しかし、今回の事件はゴーン被告と日産が証券取引等監視委員会から告発を受け、特別背任など会社法違反の罪で東京地検特捜部が起訴しています。
また、今回の保釈に当たって、日産幹部を含む事件関係者との接触を禁止されています。
なので出席のために裁判所の許可を得ようと裁判所に許可を求めたのでしょうが、やはり裁判所は認めなかったというのが今回の記事です。
また、取締役会終了後にルノー、日産、三菱自動車の3社連合が共同会見を開くとの発表もありましたので、3社連合の提携戦略は次の段階に進もうとしているということの表明の場であるとも考えられます。
ゴーン被告の立場からすると、取締役会の席上で言いたいこともあったでしょうが、カリスマ経営者であったからこそ、仮に沈黙していたとしてもその影響力は大きなものでしょうし、取締役会で何を発言しようとも、裁判で発言しなければ何の意味もないことですので、暗黙の影響力の誇示を狙ったのではないかと思われます。
今回の保釈の条件は、「被告人が重要証人と接触しない」ということを制限事項や禁止事項を列挙することで検察が主張する保釈時の懸念事項を、排除するという弁護側のアイデア勝利とも言えるものだと思います。
個人としてのメールの使用、インターネットの閲覧は禁止ですが、家族が使用する分には何の制限もありませんので、一緒にいればどうにかなるものであると思いますし、誰が重要証人か特定できていない段階での事件関係者との接触禁止というのも、なかなか難しいですよね。
明日の会見もそうですが、そのうち実施されるであろう、ゴーン被告の記者会見にも注目したいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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