貴社と貴社顧客の成功を同時に実現する「究極の顧客志向営業法」

坂本ビジネス塾
  • 業界別顧客志向対応法
  • コンサルティング
  • 研修コース
< 他の記事を読む

2019年03月13日(水)

No.1615

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
昨日コラムに書きました、ルノー、日産、三菱自動車の3社連合の記者会見についてです。
”日仏連合、新会議体設立 ルノー会長「日産会長にならず」”(日経)
取締役会後の記者会見で、3社連合の新たな戦略を決める会議体の設立が発表されました。
これまで連合のトップであり、ルノーのCEO、日産の会長であったゴーン被告への権限集中の体制を改めて、合議制で提携を軸にした戦略をすすめる方向へ新たな舵を切りました。
また、3社連合に関わる組織として不正の温床となっていた疑いのある合弁会社2社を解消し、組織を一本化。
明確な目的を持った組織とすることを確認したようです。
何事もそうですが、一人とか一箇所に権限が集中することには、良い点と悪い点があります。
急性期には、一箇所に権限を集めたほうが判断も早く、方向性も一貫性がありますのでぶれない戦略を実行し、成果を出しやすくなります。
しかし、成熟期においてはそうとは限りません。
いろいろな選択肢があり、1人で判断するには専門性が多様化し、1人のカリスマがすべてを判断するにはリスクが大きくなることがあります。もちろん、経営の方向性についても選択肢が増えますから、判断に時間がかかったり、判断しにくいことをあとに回したりするようになります。
また、企業の私物化が起こるのもこの時期ではないでしょうか?
「俺が(私が)育てたんだから、これぐらいの報酬は当然だ」とか、
「私にはこの程度の報酬を貰う権利がある」
なんて考えにも誰も反論できない状況ができてしまいます。
健全であるというのはなかなか難しいことなんです。
今後の3社連合にも注目していきたいと思います。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
##この記事が気に入ったら“いいね“をお願いします##

< 他の記事を読む