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2019年04月05日(金)

No.1631

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
また、メディアを賑わしていますね。
カルロスゴーン被告が、仮釈放されてから約一ヶ月。
4/3にカルロスゴーン氏のTwitter Accountが開設され、4/11に記者会見する予定を投稿したばかりでした。
同じく4/3に、ルノーが「ゴーン前CEOによる数億円分の支出に重大な疑念がある」と発表し、フランス当局にも通報したことを認めています。また、6月のルノーの株主総会で取締役を辞任するとも発表しています。
そして4/4、東京地検特捜部はゴーン被告を再逮捕しました。
108日にも及ぶ勾留生活ののち10億円の保釈金を支払い保釈されたものの、新たな罪の容疑での再逮捕となってしまいました
ルノーの内部調査でも問題の可能性を裏付ける資料が見つかったのでしょう。
なにがどう狂ってしまったのでしょうか。
「ゴーン前会長、不正送金の疑いで4回目の逮捕 保釈後に異例」(BBC)
とても劇的で、映画でも見ているような錯覚に陥ります。
どうも逮捕の直前には、フランスのメディアのインタビューにインターネットで答え、自分の無罪と、フランス政府の介入を求めていたようです。
もちろん、インターネットでも接続制限が保釈の条件になっていますので、弁護士事務所で弁護士の監修の元なのでしょうが、「日産幹部による陰謀であると主張」しているとのことでした(日経)
まぁ、何があっても驚かなくなっては来ましたが、この事件は絶対的な権力を持った大企業の経営者は、世界的な規模で不正を働くことができ、それが表に出ることは内部告発以外にはないということを証明したようにも思えます。
極端な権力の集中は、不正の温床になるのは間違いありません。
これは、「勝手な論理で自分を正当化してしまう」、誰にでも起こり得る、ごくごく普段から目にする光景が規模の大きなところで起こっているだけのことだと思います。
「スマホ歩き」(だって急いでるんだから仕方ない…)
「電車の割り込み」(だって見えなかったんだから仕方ない…)
「通路上での座り込み」(だって、話す場所がないんだから仕方ない…)
「自分はこれだけの功績を上げたのだから、これぐらいの報酬をもらっても当然だ。それを許さない世論が悪い。」
自分勝手な論理になってないですか?
常に自分の行動も見つめ直すことが必要ではないでしょうか。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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