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2019年04月16日(火)

No.1638

おはようございます!
ストラコム 坂本です!
今朝はニュースから…
東大の入学式の祝辞が注目を集めていますね。
賛否両論あるようですが、私はとても素晴らしい祝辞であったように感じました。
上野千鶴子さんの祝辞は、男性には理解できない女性の突き詰められている現実を表しているように感じました。
上野さんについては、フェミニズムに関する女性活動家という言葉だけで判断される年配の方も多くいらっしゃるのではないかともいます。
しかし、今回の祝辞を聞いて”そのとおり”と思いました。
入学に関しての差別
確かに東京医大を始めとするいくつかの大学で入学試験時にその差別が暗黙のうちに決められていたということ。
女子学生の東京大学入学者数は、20%以下の18%。
以前にこのコラムでも紹介しましたが、
世界大学ランキングというのがあります。
昨年度のデータではありますが、
世界大学ランキング
1位のオックスフォード大学は46:54
2位のケンブリッジ大学も46:54
3位のスタンフォード大学は43:57
22位の清華大学が34:66
31位の北京大学が48:52
42位の東京大学がデータを提示せずですが、どうも20:80以下
65位の京都大学が24:76です。
世界の大学に比べて、日本の高順位大学における女子学生の割合はかなり低いと言えると思います。
偏差値の正規分布に男女差がないことを考えると、この数字は異常であると思います。
私には、3人の娘がいます。
彼女たちには、進学に関して自由に選ばせました。
長女は深海鮫の研究がしたいということで、自ら東海大学の海洋生物学科を探し出し、修士課程まで修了したうえで海洋調査会社に入り、ほとんど海の上にいます。
二女は、医師になりたいということで、鳥取大学の医学部に進学し、今は医師になっています。
三女は、体育の先生になりたいということで、東京女子体育大学に進学し、今は中学校で体育の教師をしています。
進学が全てではありません。大学のブランドが全てではないでしょう。
何をしたいのかを見つけることができれば、それが一番なのではないかと思います。彼女たちは幸い、何をしたいと思っているのかを、高校までに描き、その道を進むことができました。
男子であっても女子であっても、教育の機会、職業選択の機会は均等でなければならないと思います。
そして人間性の育成というのはとても重要であると思います。
”恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください”
という言葉は、今の日本人が最もなくしてしまった感性だと思います。
”大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだ”
というのもそのとおりだと思います。
なかなか難しいことですが、そのようにあってほしいと思いました。
今朝はここまで!
では、いってらっしゃい!
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